レオニダス・カヴァコス [音楽]
以前、レオニダス・カヴァコスが来日した時の映像をテレビ番組で
見て好きになり、今回横浜みなとみらいホールで演奏するというの
で聴きに行って来た。プログラムは、ブラームスのヴァイオリン協
奏曲にシューベルトの交響曲第8番「グレート」。オケは名門ライプ
ツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に指揮は、御年90歳の巨匠ヘル
べルト・ブロムシュテット。
ホールの3階席で聴いていたが、各パート、全体共に緊密なバラン
スと一体感を保ち最後まで素晴らしい演奏と音色で感銘を受けた。
ブラームスでのカヴァコスは、演奏しながらオケのパート奏者に
向き合ったり、自分が休みの時にオケ奏者の真横で聴き入ったり
自由に立ち位置を動いていたのが印象的だった。
ブラームスも素晴らしかったが、アンコールに答えて弾いたバッハ
無伴奏パルティータ第2番のサラバンドの立体的で陰影に富んだ
奥行きのある演奏は秀逸だった。
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